今回は、前半戦が終了した中で、各ポジションにおいて、個人的に気になった選手について述べていきます。

<捕手>
森選手
 捕手としての出場機会が大幅に増加し、多くの負担があった中でも、良い働きを見せてくれました。打率.315 OPS.903 WAR3.8など、様々な数字が、森選手の貢献度の高さを示しています。また、打撃面だけでなく、走者時の打球判断も優れており、走塁面での貢献度も高い選手だと言えます。
 課題としては、ブロッキングの能力、および、盗塁阻止時のボールの持ち替えが挙げられます。特に、ブロッキングの能力は、捕手として、重要な能力の一つなので、改善が求められます。

岡田選手
 シーズン序盤から、なかなか出場機会を得ることができず、結局のところ、前半戦においては、その起用法が改善されることはありませんでした。現在のチーム状況を考えると、DH森・捕手岡田というオーダーを組んだとしても、攻撃力の低下にはつながりませんし、岡田選手の出場機会を増やすことは、森選手の負担軽減・岡田選手の試合勘の維持など、チームにとってプラスになる部分が非常に大きいです。後半戦は、捕手としての出場機会が増えることを願いたいです。

<内野手>
山川選手
 前半戦だけで29HRと、素晴らしい数字を残してくれましたが、ここ最近は、なかなか結果を残せず、特に、フォーシームへの対応に苦労していました。インコースのフォーシームを完璧に捉えた、7月10日の松田投手からのHRを良いきっかけにしてほしいところです。
 守備面に関しては、送球に対する捕球の部分は、比較的安定しているように感じますが、ベースカバーに入る投手との連携、および、時折イージーなミスをしてしまうことは課題として挙げられます。特に、イージーなミスに関しては、投手に与えるダメージも大きいので、今後は可能な限り、防いでほしいところです。

源田選手
 UZR12.9(リーグ2位)RngR8.2(リーグ1位)と、今季も守備面での活躍は素晴らしく、盗塁数21 盗塁成功率75%と、走塁の面においても、チームに貢献しています。
 また、課題の出塁率に関しては、ここ最近は良化傾向にあるものの、出塁率.320という数字は、少し物足りない部分があります。出塁率が改善された場合、源田選手の打者としての価値はさらに高まりますし、今後は、出塁率の向上を期待したいです。そのためには、28.2%というボール球スイング率の数字を向上させていく必要があるでしょう。
 
中村選手 
 打撃面では、特に、勝負所で結果を残すことが多く、貴重な働きを見せてくれました。また、守備に関しても、UZR-0.3 RngR-2.6と、そこまで良い数字ではありませんでしたが、まずまずの働きだったと思います。
 ただ、疲労の面については、不安な部分が大きいです。後半戦ではDHで起用する頻度をもう少し増やし、疲労の軽減に努めてほしいです。

<外野手>
栗山選手
 今季の栗山選手に関しては、ボール球に手を出すシーンが多いように感じますが、実際の数値としても、ボール球スイング率23.8%と、あまり良くない数字を記録してしまっています。
 選球眼は、栗山選手の一番の長所とも呼べるような部分ですし、後半戦は、その部分で、本来の良さを発揮してくれることを願いたいです。

木村選手
 木村選手は、主に、"左投手相手に結果を残すこと"、"高い守備力"、"パンチ力"の3つが求められる選手だと思いますが、対左打率.138 UZR-8.9 RngR-11.1 長打率.319と、どの部分においても、良い数字を残すことはできていません。特に、守備面での数字は大きな問題点だと思います。守備固めの形で出場することも多い選手ですし、後半戦は、特に、守備面での改善が求められます。


  後半戦も、多くの選手の活躍を期待したいです。
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