浅村選手の移籍によって、今季の西武ライオンズは、昨季の打順からの変更を余儀なくされています。そのような中で、特に、一番打者において、金子選手、外崎選手、源田選手、秋山選手など様々な選手が候補に挙げられています。今回の記事では、どの選手を一番に置くべきなのかということに対して、個人的な意見を述べていきます。


 一番打者に最も求められることですが、これは間違いなく出塁率だと思われます。ここでは、まず、出塁率について触れていきます。私は、高い出塁率には、相手投手から警戒されるようなレベルの打力が必要だと考えており、その中で、長打力があればベストだと考えています。
 出塁率について考える際、打席での粘りを最重要視する考えもあると思います。私自身、粘り強さは相手にとって嫌なものであると思っていますし、100球をメドに、投手の交代が行われることの多い現代野球では特に、打席での粘りは価値のあるものだといえます。ただ、今回扱っている出塁率に、必ずしも粘り強さがつながるとはいえません。ここで、例として、昨季P/PA(一打席ごとの被投球数)がほとんど同じであった中島卓也選手と中村晃選手(中島選手は4.24、中村選手は4.28)を挙げます。日本ハムの中島卓也選手は、キャリア平均で出塁率が.319であり、昨季の出塁率は.321でした。次に、中村晃選手は、キャリア平均で出塁率が.377であり、昨季の出塁率は.369でした。この二人は、打席での粘り強さはほぼ同じとも呼べるような数値ですが、出塁率には大きな開きがあります。その開きを生み出しているのは、相手バッテリーの警戒の度合いです。打力のある打者とそうでは無い打者とでは、ストライクゾーンにボールを投げられる確率が異なりますし、粘りの意識を持っていても、ストライクをどんどん投げ込まれる中で、粘ってフォアボールをとることは難しく、実際のデータがそれを証明しています。そのため、私は、出塁率を考えるうえで、まず一定以上の打力が必要と考えています。
 また、長打力に関してですが、昨季のパリーグ出塁率一位柳田選手(.431)、二位近藤選手(.427)、三位吉田正選手(.403)、四位秋山選手(.402)、五位山川選手(.396)というランキングが示すように、長打力のある打者は出塁率も高い打者が多いです。長打力のある打者は、当然相手のマークもより厳しくなりますし、際どいゾーンを攻められた結果、フォアボールになるというケースも多いです。
 
 これまで述べてきたことを踏まえつつ、西武の一番打者について考えると、外崎選手、秋山選手の長打力のある二人が有力な候補となってくると思います。昨季までの起用を考えると源田選手は2番での起用が濃厚だと思うので、〈外崎、源田、秋山〉という並びか、〈秋山、源田、外崎〉という並びの中で、オープン戦などの結果を踏まえつつ、より良い方を選択するのが個人的には良いのかなと感じています。ただ、ここでは金子選手の名前を出しませんでしたが、昨季のように、金子選手は、攻守において独特の勝負強さを持った選手なので、チームにとって必要な選手であることは間違いないと言えます。

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出典:https://sportiva.shueisha.co.jp


 一番の候補として、外崎選手、秋山選手の名前を挙げましたが、選手の不調や故障などによって、シーズン前の構想や理想通りにシーズンが進んでいくことはほとんどないので、様々なオプションを試すことは有意義であり、また必要なことであるため、今後も様々な起用法を試してほしいですし、その起用法を見ながら、色々な想像をして、この開幕前の時期を楽しみたいと思っています。


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